35回という節目を迎えたLOOP in JAPAN。若手スタイリストたちの情報発信の場として、1999年から続々とニューカマーを輩出している。今年は6月21日（火）、東京国際フォーラム HALL D7にて「LOOP in JAPAN 2016 35th」が開催。今回で3回目となるコラボレーションビューティをコンセプトにした3部構成のステージは、さらに洗練された姿を見せ観客を魅了した。

オープニングアクトでは、ベルエポック美容専門学校の美容専門学生6名が登場し、それぞれモデルをスタイリング。パワー溢れるエネルギッシュなパフォーマンスで、若い感性を存分に活かしたステージとなった。

その後に続くプレゼンテーションステージでは、リアルクローズなヘアデザインに、ファッションやメイクを組み合わせ、一歩先のサロンスタイルを提案。サロンワークへのヒントとなるステージを披露した。

緊張感のあるリアルフォトシューティングが見せ場となるクリエイティブステージは、撮影現場を実際に体感できると大好評。瞬時にスクリーンに作品が映し出され、観客の感性を刺激しクリエイティブの楽しさを肌で感じることができた。

フィナーレでは美容学生からスタイリストまで全出演者が一堂に会し、全員が再度メッセージを発信。仲間や先輩のステージを一目見ようと、会場には観客が詰めかけ熱気溢れるステージとなり、大盛況のうちに幕を閉じた。

OPENING ACT STAGE

【和×パンク】

ベルエポック美容専門学校・美容師科の生徒6名が有志で集まりチームを結成。テーマからヘアデザイン、ファッションまですべて自分たちで手掛け、フレッシュでオリジナリティ溢れるステージを創り上げた。

和というテーマで着物を連想させるファッションに落とし込み、そこにビスチェや安全ピンなどロックなテイストをプラス。ヘアも大胆なフォルムの中にツヤを感じさせるなど、相反する2つの要素をうまく取り入れるデザインを提案した。

≪出演≫
西村翔稀 / 佃 拓人 / 井原春萌 / 秋吉拓也 / 飯塚竜之介 / 増田大成

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  飯塚 竜之介

  相容れないものを組み合わせたら面白いのではないかという発想からテーマを決めました。自分たちの個性を出せるように、試行錯誤して大変だったけれど充実感でいっぱいです。ショーに参加するのは初めてでしたが、本番を終え自分たちが満足する作品も作れたし、楽しむことができ、やって本当に良かったです！