若手スタイリストが鮮烈ヘアショーデビュー！ 9サロンの個性がぶつかりあうセッションステージ

6月5日 (月)『LOOP in West JAPAN 2017 10th』がナレッジキャピタル ナレッジシアターにて開催された。
若手スタイリストたちの情報発信の場として、きくや美粧堂が1999年にスタートしたLOOP in JAPAN。関西版となるWESTは、今回記念すべき10回目を迎えるとあって、始まる前から会場は熱気に包まれ、立ち見客も出るほどの盛況ぶり。今年も関西エリアで注目を集める9サロンから、従来のコラボレーションステージ9名に加えフォトクリエイティブステージ9名と計18名が登場した。
LOOPならではの見どころは、サロン間のコラボレーション。3ステージには、それぞれ3つのサロンが垣根を超えて、テーマを話し合って設定。そこから各々のヘアスタイルへと落とし込んでいき特色を出しながら、見事に1つのステージとしてまとめ上げた。
フォトクリエイティブステージでも同様に、同じテーマの元にスタイリストの個性が炸裂。ステージのスクリーンに映し出された緊張感溢れる作品に、会場は釘づけとなった。
最後に全モデル・スタイリストが登場するフィナーレを迎える頃には、会場の熱気は最高潮に。拍手喝采の中、大盛況の内に幕を閉じた。

1st STAGE「imaginary generation」

白いファッションに身を包んだ3名の女性スタイリストが登場し、世界観を感じさせる始まりに。このステージのテーマは、イマジナリージェネレーション。直訳すると“仮想の世代”。これからの美容を担う若い世代である自分たちが持つガールズパワー×架空の動物、というテーマを掲げた。
フェニックス・ユニコーン・人魚をイメージしたモデルたちは、それぞれカラフルなヘアスタイリングを完成。統一させた白い衣装が際立つ仕上がりとなり、ガールズならではのファンシーな世界観を表現した。

• 
  橘 麻衣子

  dot

  私にとって美容とは、シンプルも個性も人それぞれだけど、自分らしく自信を持ってキラキラと生きていくためになくてはならないものだと思っています。
  人魚‘マーメイド’のロングウェーブのイメージはそのままに、チュールやレースを編み込んでティアラをオン。ヘアだけでなく衣装にも、ブルーやバイオレットの色調で合わせトータルの完成度を狙いました。
• 
  高木 麻知子

  Hair&Make NYNY

  ただ髪を切りに来ていただくだけでなく、過ごしている時間や帰った後も毎日がHAPPYになるそんなお手伝いをしていきたいです。
  今回は自分なりの“フェニックス”を表現するために、赤や強いといった概念を壊し、ガールズパワーならではの新しい像を模索しました。ガールズ3名によるファンシーな世界観をお楽しみください。
• 
  鈴木 美和

  SARAJU Hair

  自分を好きになるため、自信を持つため、毎日がもっと幸せになるための方法の1つとして美容師としての仕事を楽しんでいます。
  強くて凛とした中にも優しい生き物であるユニコーンを、グレーやくすんだホワイトの世界観で作り上げました。サイドはコーンローや面スタイル、バックは優しくふんわりと仕上げ、その2面性を表現しています。