7月10日 (月)、『LOOP in MID JAPAN 2017 8th』がNagoya City Youth cultural center アートピアホールにて開催された。
若手スタイリストたちの情報発信の場として、きくや美粧堂が1999年にスタートしたLOOP in JAPANの東海版も今回で8回目。若手の登竜門ヘアショーとして名古屋でもすっかり定着し、それは2階席まである会場を埋め尽くす観客の多さが物語っている。
そんな中ステージに登場したのは、東海エリアで注目を集める9サロンから選ばれた、コラボレーションステージ9名に加えフォトクリエイティブステージ9名と計18名。
LOOPらしさを体現する、3サロン間のコラボレーションステージでは、3ステージそれぞれ工夫を凝らした演出で会場を沸かせた。続くフォトクリエイティブステージでは、ステージ上で仕上げたモデルをカメラマンがその場で撮影。完成度の高い仕上がりにクリエイティブの醍醐味を感じさせるステージに。90分間を通し、フレッシュな感性を思い切りぶつけたパフォーマンスに、観客は釘づけとなった。

1st STAGE「MOB SQUAD」

テーマであるMOB SQUADとは、自分を貫いている奴らという意味。一般受けするヘアスタイルが蔓延している現代に、一石を投じるテーマを選んだ3人はどんなパフォーマンスを見せるのか注目が集まる。
まずステージに登場する前に、3名のスタイリストが熱い想いをナレーションで披露。そして登場したのは、自分を貫く強い意志を感じさせる赤・青・プラチナと鮮やかなカラーリングを施されたメンズモデルたち。続いてレディスモデルにも、テーマカラーをそれぞれカラーエクステやファッションで表現。最後には男女ペアでステージに登場し、統一感を出しつつも、個性溢れる仕上がりとなった。

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  KUMA

  LA King

  自分を貫くのは難しく、世間体を気にしてしまうこともあります。でも、周りに同調してあたりさわりの無い人生を過ごすのはすごくもったいない。今回はステージで、サロンワークとは違う自分の感性を出し切ったスタイルを作ることができ、美容は人生を賭ける価値があると感じることができました！
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  加藤 奈央

  VOGUE

  トレンドを意識して最先端を気にしながら、他とは違う同じではない何かを発信していきたいと思っています。でもそれは簡単ではなく、自分を信じればきっと新しい自分が見えてくると強い意志を持つことが必要です。そんな強い意志を私が担当したテーマカラー青に込めて表現してみました。
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  大北 つかさ

  MIRROR TALK

  人の好きはそれぞれだけど、今の時代は何者にでもなれる可能性がある。ただ、それを突き詰めて無限の可能性に広げることができるのは勇気を持って動き出した人だけです。ヘアショーはもちろんこれからも、男だからでも女だからでもない、私だからできることをやっていきたいと思っています。